さつま芋を放りこんだお月見団子。(実験も兼ねて)
一日遅れではありましたが、昨夜はお月見団子をお供えしました。
一昨日は十五夜、ベベ夫の帰宅を待ってNっぺとベベ夫は頂上決戦の名古屋ドームへ。
昨日の負け試合とは違って、早い展開のうえ9回にサヨナラと好ゲーム。
私と母は「何とかの居ぬ間に」、お気に入りの雅味近どうにて差しつ差されつ的美食。
ちょうど口福最中に岐阜はもの凄いゲリラ豪雨だったけど、お店を後にする頃には
ほんのひとときでしたが、霞か雲かまん丸いお月さまを拝むことができました。
私の家ではお月見団子といえば小芋(里芋)とその形に似せて丸めた団子を
甘辛味で炊いたもの。
本来は小芋を使いたかったけど、残念ながら近くのスーパーで手に入る里芋は
全て大ぶりなものばかり。仕方なくひと口大に切り分けます。
お正月や特別な場合はここで里芋をサっと下茹でするけれど、甘辛煮のときは
里芋も団子も下茹でせずにそのまま味付け、煮上げていきます。
でもココで難点なのが、煮ている途中で里芋が吹きこぼれやすいこと。
「煮立つまで」と他事で目を離せば、あららクッキングヒーターは糸引くお湯で
洪水、始末もタイヘンなことになります。
「里芋とさつま芋を一緒に炊くと吹きこぼれが防げます!」
スーパーの売り場広告でそんな掲示を見かけた昨日、さっそくアドバイス通り
いつものお月見団子の煮付けにさつま芋(たまたま1本有り)を加えてみました。
何ということでしょう~♪、と劇的ビフォーアフター調に言ってみる。
沸騰するまで強火にしていても、プファーーと粘液が発生する様子もありません。
グラグラしてきたら早速味付け、最後は水分を飛ばして味醂を1さじ照り仕上げ。
いつもの煮物にさつま芋皮のくれない色がアクセントになってご満悦。
お月様は出ていなかったけど、一日遅れのお供え、これぞご馳走。
by ami-imanami
| 2010-09-24 13:31
| 季節語り