栗より(九里四里)美味い スィートポテト!
丁寧に作ったスィートポテトは、まさに「栗より(九里四里)美味い十三里半」。
オーブンでじっくり蒸し焼きにしたさつまいもは、包んであるアルミホイルを
開けたとたん、自ずから出る糖分で蜜がけしたように黄金色に焼き上がり、
皮をむきながら何度パクリっとしたことか。
先生の著書に何度も登場するこのスィートポテトは、じっくりと蒸し焼き
したさつまいもに白あんを練りこみ、これでもかっ!と空気を入れ込んだ
バターと新鮮な卵黄がたっぷり入った、どこかほんのり黄味しぐれのようでもあり
そのホコっとした口あたりとコクは、きらきら美しいケーキでもかなわない奥深い
美味しさがあると思います。
和テイストなスィートポテトに合わせてみたのは、ちょっと気取ってパリのカフェ風に
モスリンで包まれたクスミティのトロイカで。
柑橘系のさわやかな後味がスィートポテトと好相性 ☆
パリのカフェ、知る限りではティーポットに茶葉というセッティングはほとんど
無くって、いつもティーパックだったりこんなモスリン入りだったりという印象です。
もちろんスィートポテトはみかけませんでしたけどね(笑)。
ひとつ、ふたつと止まらぬ秋のおやつになりました。
by ami-imanami
| 2009-11-06 11:44
| 焼き菓子 <手作り>