突然の訪問者。
2週間以上前の夕方、我が家に突然の訪問者がありました。
それは私が帰宅途中でしたから午後5時は過ぎていたと思います。
ベベ夫はテーブルで宿題を、母はソファにもたれて編み物をしていたそうです。
見知らぬ少年が網戸越しに 『ベベ夫くん』と声をかけたそうです。
けれど声をかけた少年は近づいたベベ夫を見て?? ←ベベ夫が太ってしまい面影がない。
声をかけられたベベ夫も少年を見て??? ←2年弱も会っていないのでピンとこない。
母が「どなたですか?」と訊ね名前を聞くと「ををー!」とベベ夫は少年を思い出した
そうです。
少年は息子の保育園時代のお友達、息子の事をとても慕ってくれていました。
同じ小学校に通わない事が分かると、寂しいと泣いてくれたそうです。
母とベベ夫が家の中へ招き入れるととても喜んでくれたそうです。
お友達の家の中へ入るのは初めてだそうで、大層喜びベイブレードで競ったりwiiを
ベベ夫のためにグレードUPしてくれたり、彼は毎夜ママが帰ってくるまでひとりで留守番
しているらしく、それはそれはゲームが上手いそうです。
母は短い時間の間に色々な個人情報を少年から聞きました。
よそ様のお子といえ、大切なお子さんです。心配なのです。
保育園の頃から大人しく、そして素直なお子さんで子供なりの表現で色々とお話し
してくれたようです。
「よくベベ夫の家が分かったね」、とたずねると同じバス登遠だったので覚えて
いるし、『「大きくなったら一緒に遊ぼうね」と約束したから』と。
卒園してから2年弱、息子の事をどこかで思ってくれていたのですね。
ただすでにつるべ落としの9月です。
私も気がかりで帰宅途中連絡を入れると、先刻承知の母は「また遊びに来ていい?」
という彼に快くOKを出しそして6時までには帰る事といくつかの約束をしたそうです。
・ もっと早く遊びにおいで、もう少し長く遊べるから
・ 次回はママに「ベベ夫くんの家へ行きたい」ことを朝言おうね
・ 帰りは送って行くので今度は自転車で来ないでね
・ 今度来る時は無事に家に着いたか知りたいのでママか自宅の連絡先を書いきてね
保育園の頃もお付き合いがなく連絡先も知りません。
以前住んでいらっしゃるところから最近転居されたそうで、ご住所も分かりません。
でも彼が息子と遊びたい、という気持ちは大切にしたい。
2週間後未だ彼の訪問はありません。
「行っちゃダメ」と言われたのかな? それとも「ふと思いついて」だったのかな。
だったらそれでいいのだけれど。
少し胸の中に残る、突然の訪問者。
by ami-imanami
| 2010-10-04 16:26
| 息子語り