一度は行きたい! モンサンミッシェルへ
モンサンミッシェルといえば?
やっぱり食べ物から入ってしまいました・・・ その昔モンサンミッシェル島内にあるプラールおばさんが巡礼者をもてなすために
考案されたという島名物のオムレツ。 1、2、3、ダァーーっって猪木風にソースをかけているんじゃーありません。
盛り付けはこんな感じ。 オムレツの上にかかっているのはエスプーマー風ソースではなく、まんま玉子!
表面が焼けているだけで中は泡立てた卵液そのままです。微量の塩けは感じますがもの足りないので我が家は横に置いてあった
ケチャップを大量投入して食べました。でもこのケチャップがものすんごく美味しくて!
ウワサに聞くほどそんなにいただけないモノではなかったけれど、印象に残ると言えばあの美味しいケチャップ。
なにげに写真に写っていたから、後でメーカー確認しておこうっと♪
今回はNっぺたっての希望でモンサンミッシェルへ出かけました。
向かう途中までは少々曇り空でしたが、近づくにつれだんだん晴れ到着すると暑くなってきました。
頂上に鎮座ましますのは黄金に輝く聖ミカエル像。
さあいよいよ入城。 『 おかーさん、こっちこっち 』 城内へ入る抜け道はお店とお店の間、人がひとり入れるか?なビミョーな細さの
石階段。(もちろん他にも城内へ入る道はありますよ) Nっぺとお互い「通れるか!?」のアイコンタクト。。
細い階段を上がれば今度は抜け道風な小道。またまた急な石階段だけど子どもはちょっとした鬼ごっこ。
ちょうど1学年下の男の子が一緒だったので、どちらが鬼かは分からないけれどどこでも遊び場にしてしまう。
本当に急な石段を上がってたどり着く上層部には、霞なのか霧なのかが降りかかってきて石段を上がる間にかいた汗
がすっ飛んでしまう寒さ。でも一旦建物内に入ってしまうと厳粛な空気が漂う広間があるかと思えば、パっと緑あざやかに
広がる庭園もあって、そこがこのモンサンミッシェルがたどった数奇な道のりでもあるような、何とも表現しがたい空気を感じる。
これは中層部のテラスから下界を写す。数年後には左部にある堤防が取り壊され橋がかかるそうだ。
観光客は専用のシャトルバスなどに分乗するという何とも大掛かりな島めぐりになるという。
でもそうすることによって堤防で遮断された潮の流れと砂防は自然の流れとなり、また昔のように海にそびえる幻想的な風景も見れるに違いない。
上部まで上がるのには苦労したけど、内部は案外サラリと見学でき下ってくる道のりも広がる海の光景を見ながら
空気の美味しさを感じることもできた。
城内の入口からひしめく土産物屋街もこの日は月曜日だったからかいつもの喧騒はない。
途中で甘味補給(塩キャラメルのクレープ)をしてバス停に降りれば、先ほどの晴天はどこへやら。
早春(というより冬です、冬!)の風吹くノルマンディーへ逆戻り。
『 二度はまあー無くてもだけど、やっぱり一度は行ってみると良いよ」
そんなオススメ言葉がよく分かりました。
一度は行っておいて、やっぱり良かったですモンサンミッシェル!!
by ami-imanami
| 2011-06-07 15:22
| 旅日記