ラプソディー in Paris シェ・ラミジャンをがっつり!
旅半ば、念願叶ってこのお店でお昼をいただくことができました。
「シェ・ラミジャン」、パリでも、そいでもって日本でも超が付くほどの有名ビストロ。
ここ数年でしょうか、パリ特集がある度に必ず紹介されるお店、そして私が昔から敬愛する
上野万梨子さんもご贔屓とあって、ゼッタイ行く!ココだけは行く!と、はりきっておりました。
年末にパリを訪れた友人も滞在日昼夜すべて満席で断られ、やっぱ自分で事前予約か?!
(ダメダメ~)なんてブツブツ言っていたらとたんに出発日も近くなり「もうどうでもいいー」と
いつものO型気質もちょっと現れるが(津々浦々のO型諸君、失礼!)、そんな時にオオー!!
この方の美食ブログをシェ・ラミジャンの検索で釣り上げてしまったから、もう私の行きたい度
は1000%になってしまいました。(1000%ってまたまた古いよね、君は1000%~♪)
で、結局到着してすぐ同行の添乗員さんにお願いして、メリディアンのコンシェルジュ経由で
予約を取っていただくことができました。子ども同伴なのでもちろんデジュネ(ランチ)です。
12時の予約を道に迷うアクシデントで15分遅れでお店に到着しました。
その時すでに日本人カップルを含む5組ほど着席、「今日はちょっと空いているから席取れた
のかねぇ」と思いながら、私たち親子真ん中辺り、比較的良い(と、思う)場所にエイヤー!って
案内されました。(エイヤー!の説明は割愛させていただきます・笑)
デジイチを取り出す勇気(スペースか?!)もなくコンデジにて。画像が暗いのごめんなさい。
その分文章でカバーします(笑)。
まずはセイグル系のパンをどんっと。ココットに入った玉子入りヴィネグレットソースみたい
なのを付けて食べてね、でもココで食べ過ぎると最後までたどりつけません。
パン入れが私の欲しい「WMF」のバスケットになっていてビックリ。
まずはベベ夫のアントレから
いえねぇー、本当はボリュームあるので
私と主人のものをベベ夫に取分けようと
思ったんですけど、結局私がベベ夫に
取分けてもらいました(泣)。
牛ランプ肉をとろりと柔らかく煮込んで
あります。お味はバスク料理よろしく
ちょっとスパイシーで塩分高め。
その分脇に添えてあるにんじんのパルフェ
(ムースを凍結させたもの)を混ぜながら
食べると、甘くて、辛くて、いえいえすっごくちょうど良い塩梅でほんのひと口しか取分けてもらえません。
オレンジ色のクシャクシャってなったのはドライにんじん、これも食感に驚きました。
こちらは主人のアントレ、はしりのホワイトアスパラのソテー。火の入れ加減、ソースのお味、そして添えたハム類との食感のバランスも取れていて、おおーい
ベベさん、君のアントレは牛肉ではなかったのかい?
この日のベベ夫はあくまでも「肉三昧」、メインも地鶏のソテーを選びます。お隣のサンジャックも美味しそうなのに・・・
ハイっとヒラヒラの生ハムが上に乗ったソテーを一皿、ハイこれもねって、中ぶりのミルクパンをどんっと。エー頼んでないけど~!聞けばこれはお代わり、「一切れじゃ足りないでしょ」って充分ですけどー!!
でも、地鶏は旨みも歯ごたえも充分、ブレスですか?って聞いちゃいそうなウマウマな地鶏さん。負けずとコクのあるソースはパンとともに親子そろって一気食い(汗)。
ポワッソンのおすすめは?の問いに日本語で「スズキ!」、以後そのギャルソン氏は忙しいかたわら時々ミョーちきりんな日本語で笑わせてくれました。
スズキはプリップリで美味しく、そう、前に見えるは有名な付け合せのパルマンティエ、中型ココットにたっぷりと。これも美味しく3人で分かち合い♪
グラスワインも赤白両方いただきましたが、とっても美味しく、しかも波々とついでくれます。
私たち夫婦はここで結構、いえ、充分満腹、ベベさん元気良くデゼール突入です!
まずはベベ夫のデゼールから。写真右下「りんごのキャラメルデザート」から。
パリパリの薄いサブレの下には、サッと火を入れたりんご、その下にはキャラメルアイスと
ガレット。もう旨いなんてもんじゃありません。だってやっとひと口味見させてくれただけ、
血液の流れのように、バックンバックン食べました。
私は「リ・オレ」、一度食べてみてと書いてあったのでぜひ!っと。
でも出てきてビックリ、どどーんどころか見るだけで「ごっつあんです」状態・・・
でもお味は本当に美味しいの、とろ~りとまったりとしたクリーム味。
お米のツブツブがアクセントになっていくらでも食べられ、食べられませんよこんなにたくさん!
周りの地元の方もみなギブU~~P!
さすがの私も半分すぎでリタイア、あんなに大好きなマドレーヌ(3つも付くのよ)だって2コも
主人にあげました。1/3ならまた絶対注文しますけど(笑)。
お店の電話は鳴り止まないときがないくらい、ウワサは本当でした。
店内の人はもちろんですが、垣間見る厨房は戦争のような忙しさ、中には日本人女性が
ひとり、キビキビと働いていらっしゃいました。
そうそう、5組だけなーんて書きましたけどね、12時半も過ぎればビジネスマンのグループ
あり、常連さんチームあり、この日はツーリストは少ないようでしたけどね、↑の写真にちらり
と見えるようにコート置き場は入る余地なし!の状態でした。
でも斬新で素晴らしいビストロの味を堪能できて本当に幸せ。
「また来るぜぃ」って粋に言ってみたいけど、あゆみちゃん(添乗員さん)とコンシェルジェの
おかげなの。
ありがとうございました♪
by ami-imanami
| 2008-04-11 14:43
| 息子とパリへ6日間